印刷物製造の中心を担うのがオフセット印刷工程です。
オフセット印刷とは、最も一般的な印刷方式で身の回りにある印刷物の多くがこの方式で印刷されています。
菱源ではそれぞれ特徴のある3機の印刷機を組み合わせ、印刷物を製造。また、印刷前後の工程も社内で行っています。
カタログやチラシ、書籍など印刷物ならなんでもお気軽にご相談ください!
印刷技能士とは、国家資格である技能検定制度の一種で、印刷に関する学科及び実技試験に合格した者です。当社では、実務経験が7年以上必要である1級を1名が取得しています。
また、従来よりも高解像度な表現ができる高精細印刷や広色域印刷などに挑戦を続けています。
405号機は、UV印刷機であるのが最大の特徴です。紫外線照射により瞬間的に硬化乾燥するUVインキを用います。UV印刷では、印刷直後に後加工ができ、短納期対応に貢献します。(油性インキを使った印刷では乾燥待ちが発生します。)
インキが瞬間硬化するため、乾きにくい紙(例えばユポ紙などの特殊紙)にも対応でき、多様な印刷表現を行うことが可能です。
UVインキ使用のため、印刷工程でのVOC発生が少なくなり、環境に優しいのも特徴です。
【H-UV 4色(用紙サイズ A全判)】
403号機は、片面4色刷りを行える印刷機です。CMYKフルカラー印刷や特色インキを使った印刷が可能です。印刷機の仕様としては、油性インキ対応の菊半裁機(=愛称は「ベビー」です)。3機の中では印刷速度が速く、少ロットのフルカラー印刷が得意で小回りのきく印刷機として活躍しています。
【4色(用紙サイズ 菊半裁)】
204号機は、片面1色あるいは2色刷りを行える印刷機です。用紙を反転する機構が中央にあるため、1度の印刷で【両面印刷】(両面1色)が可能。両面1/1色、片面1色、片面2色の三通りの使い方ができます。1色刷りの製品マニュアルや書籍本文など文字主体の冊子を得意としています。
【反転式 2色(用紙サイズ 菊全)】
チラシ、ポスターや会社案内などのデザイン・制作を行なっています。また商品撮影を行える社内スタジオもあり、スピーディーな対応も可能です。
写真の補正から、製版用面付けなど印刷に向けたデータ作成を担当。オフセット印刷用の刷版は、デジタルデータより直接出力を行います。
印刷後に、加工を行い製品へと仕上げる工程です。紙を切る断裁機や冊子を作る中綴じ機などの設備が揃っています。また、検品を行う部署もございます。